時代を深掘り
今週は完全に古めを意識したアルバム行脚でした。テンプターズなんて、今更、どうして手を取ったんだろう。流れってやつだと思うけど、懐かしみポイントはあまり言えれないように心がけている。
2024/6/20 Curtis/Curtis Mayfield
カーティス・メイフィールドの最強名盤。一発目から飛ばしくれていて、ごきげんな一枚。僕がカーティス・メイフィールドで一番好きな曲は、“Move On Up”で、この曲で知った。パーカッションとストリングスが印象的。いつ聴いても古さを感じることがない。
2024/6/21 The Temptations Sing Smokey/The Temptations
どうしてこのアルバムを選んだのか……。どうせ行脚するなら時代を遡ってみようと思い立ち、1964年リリースのこのアルバムに辿り着いた。当然、リアルタイムで聴けるはずはなく、記憶にあるのは名曲“My girl”。良い曲なのだが、王道過ぎて教科書に載っているような、ちょっぴり照れ臭いアルバムだった。
2024/6/22 Aretha Now/Aretha Franklin
テンプテーションズと同じく、1960年代のアルバム。アレサ・フランクリンは映画にもなったくらいなので、知らない人はいないだろう。伝説的な人だ。自分も映画館に足を運んでドキュメンタリーライブをみた。アレサで超絶有名な曲“Think”が入っているが、個人的に好きなのは“I Say a Little Prayer”。
2024/6/23 Something Cool/June Christy
ますます選曲が古くなっていく……。1954年リリース。このアルバムはジューンクリスティの初ソロアムバムということだが、当然、僕は生まれていない。この辺の時代の人たちの歌声って、外人さんの顔をみんな同じに見える現象とちょっと似ている気がする。白人さんの声という認識で細かくは良く分からない。
2024/6/24 Limite Das Aguas /EDU LOBO
どうしてこのアルバムに辿り着いたんだろう。忘れてしまったが、スタンダードなボサノヴァとも少し異なったブラジリアンミュージックとしての楽しみがある良きアルバム。“Gingado Dobrado”の中盤は、ライムを絞った様な爽快感が梅雨時期にぴったり。心地良かった。
2024/6/25 Haig ’53 – The Other Piano Less Quartet/CHET BAKER&STAN GETZ
1953年。ジャケット背景のグラデーションがヤバいな……。小学校の頃にパソコンで作ったポスターを思い出した。スタンゲッツは良く聴くけど、チェットベイカーは通ってことなかったので、今回改めて聴くことに。調べてみると、とても興味深い人物で、1988年に原因不明の転落死を迎えているらしい。ドラッグに耽溺していたというし、なんだか怖い。
2024/6/26 A Song For You/CARPENTERS
1972年、愛に包まれた気持ちになるアルバム。名曲が詰まったアルバムなので、懐メロ感覚で聴き入ってしまった。Top Of The Worldが特に人気だが、“Hurting Each Other”がお気に入り。ただ、この曲オリジナルではないらしく、ピーター・アデルとゲイリー・ゲルドが作った曲だという。知らなかった。