
僕はドライブが好きなので、ちょくちょく車で出掛けたりする。
当然ながら道路ではいろんなことが起きる。急ブレーキを踏むこともあるし、そんなときクラクションを鳴らしてくる人もいる。
僕はあれが嫌いだ。
よくよく考えると、自分はクラクションを鳴らしたことがない。
というか、どうしてこんな装置があるんだろうとさえ思う。
ルール的には緊急時に相手へ信号を送るためのものらしい。
でも、そんなことする暇があるなら普通に止まればいいじゃないかと思うし、実際のところ威嚇にしか見えない。
だいたい偉そうな奴ほど鳴らす気がする。
そんな思いがあるからなのか、この前、細い道で対向車にクラクションを鳴らされたとき、思わず「仕方ねえだろうが」と声を出してしまった。
するとクラクションを鳴らした本人が、ハッとした表情をしていた。
サングラスをしていたから目までは分からないけれど、強気に出たつもりだったのかもしれない。
まさか反応されるとは思っていなかったのだろう。
こっちも反射的に出た言葉だから仕方がない。
簡単に鳴らしてくるソイツも悪い。
クラクションの音って、わりと攻撃的だ。
言葉で言えば「おい!」みたいな感じがあると思う。
そんな対応をされたら、こっちだって「なんだよ」と言いたくなる。
まあ、そう自分に言い聞かしているだけなんだけど。
もとい、クラクションを鳴らすぐらいなら、ブレーキを踏んで様子を見るくらいの心の余裕が欲しい。
特に世田谷区は道が入り組んでいるし、富裕層が多い地区だから車がデカい。
そのくせサングラスかけてイキった感じでクラクション鳴らしてくるから、正直ムカつく。
気づいたら愚痴になってしまったけれど、まあ、やめてくれって話。
クラクションの思い出といえば、高校時代。
当時バイクにハマっていて、400ccのアメリカンを乗り回していた。
そのときクラクションをアルファホーンにしていた。
知っている人は知っていると思うけど、まあイキっているわけですよ。高校生だし。
高校時代といえば、ファッションでいうと“キレイめ”という言葉が流行っていて、カチューシャをしてラルフのカーディガンを羽織りながらバイクに乗っていたっけな。
つまり、完全にイキっている。
そんな奴がアルファホーンをつけて走っているわけだから、やっぱりクラクションとイキった奴の関係は深いのかもしれない。
ちなみにだけど、先に書いた通り、そのクラクションを実際に鳴らしたことは一度もない。
完全に飾りだった。