たまに言われること

たまに言われること

40を過ぎて結婚したんだけど、結構言われるのが、「養子もらえば?」っていう提案。

まあ年齢的に、子どもを授かるのは現実的ではない。
これは女性だけの問題でもなくて、仮に女性が若かったとしても、高齢男性による出産リスクっていうのもあるし。
性欲があれば子どもを作れる、みたいな単純な話でもない。

だからなのか、最近は養子を勧められることが増えた。
増えたんだけど……これだけはハッキリ言っておこう。

僕、子ども、全然欲しくありません。

結婚するとというか、大人になると、なのか。
みんな子どもが欲しいものだって思われがちな気がする。
で、事情があって要らない、みたいに見られることも多い。
でも、そうじゃないんだよね。

なんなら、もともと結婚もしないで独身でいこうと思っていたくらいだし。
まあ、その生き方も生き方で、どこか同情されていたのかもしれないけど。

結婚とか出産って、その人にとってのゴールみたいに扱われることが多いし、
その価値観って、ある程度は社会の中で共有されている気もする。
気もするけど、僕はそこを目指してこなかった。

別に、何も考えていなかったわけじゃない。
というか、自分なりの人生設計はあって、
その中で、自分がいいと思える生活とか環境に近づけるようにやってきたつもりではある。

僕に関して言えば、奥さんと猫がいる生活が理想で。
猫は自分勝手だけど、僕も奥さんも基本そういうスタンスだから、
お互いに干渉しすぎないで、それぞれを大事にする生活になっている。

ちなみにだけど、子どもは大好きです。
たぶん、だから勧められるのかもしれないけど。
友だちの子どもとか、近所の子どもを見ると、普通にキャッキャしてしまうし。

でも、それはあくまで“子どもが好き”っていうだけで、
自分の子どもとなると話は別だと思っている。
負担がかかるとか、そういう現実も分かっているし。

こういうことを言うと、
「その負担を背負えるほどの思いはないってことね?」って言われるんだけど、
うーん、そういうことでもない気がする。

いや、全くないとも言い切れないけど、
それ以上に、自分のやりたいこととか、好きなことに没頭したい気持ちの方が強かった、
っていう方が近いと思う。

まあ、つまり僕は、今とても幸せってことです。