ネオソウルからはじまって
2024/5/23 Live/Erykah Badu
思い出の曲。 当時、千葉で働いていた仲の良い女性バーテンダーと、夜中にドライブしながら、よく車の中で一緒に聴いていた。ブラックミュージックは割と好きな方だけど、その中でもエリカ・バドゥは別格で、ひょっとしたら僕も背骨になっているかもしれない。ネオソウルに目覚めたのも、エリカ・バドゥのおかげだろう。特にこのアルバムは捨て曲がない代表的な一枚だ。
2024/5/24 Chá Dançante/JOAO DONATO
ジョアン・ドナートはブラジルの偉大なミュージシャンだ。どうして彼を知ったかは覚えていないが、アルバムをじっくり聴いたのは今回が初めてだ。選んだのは1956年リリースのアルバムで、去年亡くなったと知り、彼の長いキャリアに驚かされた。50年代から活躍し、2001年まで精力的に活動していたというそのエネルギーには敬意を感じる。彼の音楽には深い歴史と情熱が詰まっており、改めて聴く価値があると実感した。
2024/5/25 LAST CENTURY MODERN/TOWA TEI
このアルバムは、僕の青春であり背骨になっている。捨て曲は一切なく、完璧なアルバムだ。お洒落の象徴とも言えるこの作品を、言葉で表現するのは難しい。筆舌尽くし難い。音楽性に関しては、情熱的というよりも、デザインされた音楽というイメージがあり、リズムでフロアを操縦している印象。アルバム全体が持つスタイリッシュな雰囲気と、絶妙なリズム感が、聴く者を魅了してやまない。
2024/5/26 Mind Elevation/Nightmares On Wax
ただのダンスミュージックではなく、浮遊感があり、ふわふわして気持ち良いアルバムだ。ストーリー性もあり、2002年当時から好きだった。確か、クラブ雑誌で読んで興味を持ち、このアルバムを買った記憶がある。懐かしい。この作品は、ただ踊らせるだけではなく、その独特の雰囲気とメロディで聴く者を包み込み、心地よい世界に引き込む力がある。
2024/5/27 Spring to Summer/Chari Chari
20代の頃、井上薫のchari cahariに心酔していた。エレクトロニックでありながら、オーガニックな音が魅力の楽曲が特にお気に入りだった。このアルバムに収録されている「across the Universe」と「仏陀と宝石」、そして「We」は本当に素晴らしく、聴くたびに溶けてしまいそうな感覚に陥る。これらの曲は、まるで心の奥深くに響き渡るかのような美しさがある。
2024/5/28 Usual tone of voice/AIR
ジャケットからは古さを感じさせるが、実際はそんなことはなく、1998年のアルバム。中に入っている「YAWN」には、特別な思い出があり、タワレコでの視聴時に涙が自然と溢れた瞬間があった。その時の恥ずかしさと同時に、心に深く刺さった感覚を今でも鮮明に覚えている。心に響く一曲として強く印象に残る。
2024/5/29 too/Fantastic Plastic Machine
FPMを初めて購入したのはレコードだった。きっかけはYMOのリミックス集でFPMが収録されていたこと。ディズニーランドのパレードのような華やかな世界観が広がり、聴くだけで歓喜を感じる。このアルバムは今でも大好きな一枚であり、何度聴いても色褪せることなく楽しめる。