ゆらゆら気分でネオソウル
どういう周期かわからないけど、今週はロックな気持ちで始まり、中盤からブラックミュージックの気分になりました。僕は雑食なので、本当にいろんなジャンルの音楽を聴きます。DJをやっていた時は、そのジャンル一択でしたが、リスナーとして音楽を楽しむなら、TPOだと思うので、時間や場所はもちろん、気分に寄せて音を楽しんでいます。
2024/5/30 VOODOO?/ドミコ
偶然Apple Musicで勧められた『びりびりしびれる』を聴いた瞬間、衝撃が走るほど感動した。この曲は最高の一言に尽きる。後日、あいみょんがテレビでこの曲にハマっていると語っていたのを聞き、再びテンションが上がった。『噛むほど苦い』も秀逸で、少し懐かしい印象を受ける。また、『問題発生です』も特筆すべき曲だ。全体的にノリが『ゆらゆら帝国』を彷彿とさせる一枚であり、その独特な雰囲気が癖になる。
2024/5/31 andymori/andymori
最近、再びandymoriが流行しているらしい。2009年のアルバムだが、名曲は色褪せない。特に『すごい速さ』が大好き。以前バーで働いていたとき、この曲をかけるとお客さんから「この曲誰?」とよく聞かれた。そういった質問が寄せられるのは、まさに良い曲である証拠だ。このアルバム全体が持つエネルギッシュな雰囲気と勢いは、今聴いても新鮮で魅力的。
2024/6/1 西遊記/ゴダイゴ
ゴダイゴと言えば『モンキー・マジック』が真っ先に思い浮かぶが、このアルバム全体のクオリティも高い。やや時代を感じる部分はあるが、それも1980年代の作品ゆえ致し方ない。全体的に、彼らの音楽的技術とセンスが随所に光っており、聴き応えがある。どの曲も丁寧に作り込まれており、ゴダイゴの魅力を余すところなく楽しめる一枚だ。
2024/6/2 Pet Sounds/ザ・ビーチ・ボーイズ
ビーチボーイズは昔からお気に入りだが、このアルバムは初めて耳にした。必聴アルバムとされていたので、聴いてみることに。ビートルズの時代と重なるが、全く引けを取らない魅力を持っている。ブリティッシュサウンドの影響が感じられるが、それをアメリカンなテイストでうまく昇華している。ビーチボーイズらしい爽やかで心地よいハーモニーとメロディが印象的で、何度も聴きたくなる一枚だ。このアルバムが、彼らの音楽の多様性と才能を再確認させてくれる。
2024/6/3 The Miseducation of Lauryn Hill/ローリン・ヒル
このアルバムは人生のベスト100に入るほどの名作アルバムで、一曲も捨て曲がない。その全ての曲が素晴らしいが、とりわけ「Doo Wop」と「To Zion」が一番のお気に入り。さらに、カバー曲である「Can’t Take My Eyes Off of You」は、原曲を超える出来栄えだと思う。このアルバム全体が伝説と言っても過言ではなく、どの曲も心に響く魅力を持っている。音楽の力を再認識させてくれる、そんな一枚。
2024/6/4 Brown Sugar/ディアンジェロ
ネオソウルと言えばエリカ・バドゥ一択と思っていたが、そういえば、D’ANGELOもそのジャンルで突出した存在。彼の音楽にはアッパーな感じはないが、クールで低いところから徐々に盛り上がるスタイルがたまらなく格好良い。特にアルバム『Brown Sugar』はその代表作であり、彼の深みと独特のグルーブが際立っている。D’ANGELOの音楽は静かに心を揺さぶり、聴く者を魅了し続ける。
2024/6/5 Voodoo/ディアンジェロ
昨日、あまりにD’ANGELOが良かったので、セカンドアルバム『VOODOO』を選んで聴いた。彼の中でも代表的なアルバムとされるこの作品は、特に自由奔放に楽しんでいる印象が強い。もちろんどちらのアルバムも素晴らしいが、『VOODOO』には彼の独特のクリエイティブなエネルギーが溢れている。緻密なサウンドプロダクションと彼のソウルフルなボーカルが絶妙に融合し、聴く者を深く引き込む一枚だ。